科目名・クラス Course title / Class |
開講期間 Term |
曜日・時限(*1) Day of the week, Period |
単位数 Credit |
担当者名 Instructor |
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競争戦略 (U1) | 前期 |
1Q
金
6(11-12)時限
1Q 金 7(13-14)時限 |
2 | 濱田 初美 |
Competition and Strategy (U1) | Spring |
1Q
FRI
6(11-12)Period
1Q FRI 7(13-14)Period |
HAMADA HATSUMI |
授業回数 Lecture |
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1 | テーマ:競争環境を把握する。競争戦略とは何か? アサインメント: 1)「競争」についての自己見解を纏め、講義時間内に発言すること 2)日本と日本企業のポジションを把握すること |
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フォーカス・クェスチョン: 1)経営環境を俯瞰するツールとは 2)競争戦略とは何か? キーワード:成長を続ける企業の特徴、背景 |
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2 | テーマ:競争戦略論の枠組み(1) ポジショニング論とコア・コンピタンス論(RBV) ケーススタディ:日本企業 vs 海外企業 アサインメント: 1)エレクトロニクス業界における戦略の相違を把握すること 2)自己の見解を予め纏めておき講義時間内に発言すること 3)SWOT分析の実施 |
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フォーカス・クェスチョン: 1)業界分析の手法は 2)自社優位の経営資源とは 3)アンゾフ・マトリックスとは キーワード:多角化戦略の成功と失敗、選択と集中 |
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3 | テーマ:競争戦略論の枠組み(2) 戦略計画学派、創発戦略学派、ゲームアプローチ ケーススタディ:かつての世界最大携帯電話メーカ「NOKIA」 アサインメント: 1)携帯電話やスマートフォン業界における戦略相違を把握 2)ファイブ・フォースの事例分析 |
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フォーカス・クェスチョン: 1)ゲームアプローチは有効であるか 2)学習する組織をつくるにはどうすればよいか キーワード:グローバル戦略の光と影、VMI |
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4 | テーマ:競争戦略論の枠組みの纏め ケーススタディ:コマツ vs キャタピラー アサインメント: 1)建設機械業界の特殊性とは 2)競争戦略の成功事例 |
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フォーカス・クェスチョン: 1)ビジョン・ミッション・ストラテジーのバランス 2)何故、コマツはキャタピラーを猛追出来たのか? キーワード: インテリジェンス情報、トップダウン *小テストを2時限目に実施する。欠席者は減点対象とする。 但し、やむをえない事情の場合は、別途レポートへの代替可。 |
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5 | テーマ:競争優位獲得の条件 ケーススタディ:「サムスン電子」 vs 「アップル」 アサインメント: 1)垂直統合モデルの優位性は何処にあるか 2)コーポレートカルチャーは競争に影響するか 3)競争戦略の失敗事例 |
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フォーカス・クェスチョン: 1)競争戦略の優位性 2)最大の経営課題の把握 3)成長の限界突破可能性 キーワード:人材活用とリティン、政治力の活用 |
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6 | テーマ:競争戦略の実践 ゲスト招聘講義:久夛良木健氏(プレイステーションの父) ケーススタディ:ゲーム産業の発展プロセスと将来展望 アサインメント:ゲスト講師に対し適切な質問を行ない、A4で1枚のレポートを作成のこと |
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フォーカス・クェスチョン: 1)日本企業の強味と弱味 2)世界トップ水準にあった1980年代の企業競争力を如何に取り戻す |
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7 | テーマ:競争優位維持の条件 ケーススタディ:パソコン業界世界一のレノボ、かつてのHPとDELL アサインメント: 1)パソコンメーカの水平分業モデルの把握 2)タブレット端末市場成長と業界地図の変貌 3) 所属企業等のPODとPOA |
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フォーカス・クェスチョン: 1)ベンチマークはどのように行なえばよいか? 2)成長限界を突破するにはどうすればよいか? キーワード:企業文化、VMI、ミルクラン |
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8 | テーマ:受講生からのプレゼンテーション(競争戦略を自らのものとする)。 競争戦略の最終纏め講義 ケーススタディ:受講生各自の「競争戦略案」プレゼンテーション アサインメント: 1)発表資料(ppt)の作成と時間内発表 2)他受講生の発表に対し適切にコメントすること |
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フォーカス・クェスチョン: 競争戦略の講義から得たものは何か? |
種別 Kind |
割合 Percentage |
評価基準等 Grading Criteria etc. |
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定期試験(筆記) End of Semester Examination (Written) |
0 % | |
レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) Report Examination (A report to be submitted by the standard deadline) |
0 % | |
上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) Exams and/or Reports other than those stated above, and Continuous Assessment (Evaluation of Everyday Performance in Class) |
100 % | 8回中6回以上出席、課題提出とプレゼンを 単位認定の必須要件とする。 授業への主体的参加(小テストを含む):50% 課題提出とプレゼンテーション内容等 :50% |
書名 Title |
著者 Author |
出版社 Publisher |
ISBNコード ISBN Code |
備考 Comment |
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戦略は直観に従う | ウィリアム・ダガン | 東洋経済新報社 | 978-4-492-53275-1 | コロンビア大学MBA人気講座内容 |
ポーターを読む | 西谷洋介 | 日本経済新聞出版社 | 978-4-532-11138-0 | ポーターの入門書:BCGパートナー&マネージング・ディレクターの著書 |
書名 Title |
著者 Author |
出版社 Publisher |
ISBNコード ISBN Code |
備考 Comment |
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競争優位の終焉 | リタ・マグレイス | 日本経済新聞出版社 | 978-4-532-31938-0 | 環境変化に合わせた戦略転換を論じている |
競争戦略の謎を解く | グリーンウォルド/カーン | ダイヤモンド社 | 978-4-478-00450-0 | コロンビア大学MBA人気講座内容 |